佐藤建築事務所

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  岡山大学創立五十周年記念館は、講演会・シンポジウム等を主目的とした座席数450席程度の中ホールである。舞台と客席との親密性を獲得できるオープン・ステージ形式とし、スクリーン等への映写がどの座席からも良好に見えることを優先した平面形状とした。空間を印象づけるのは仕上材料、色、照明の扱い方、或いは各部位のディテール等、一つ一つの要素の総体である。また、全体のプロポーション、寸法関係、特に縦方向の高さ等が大きな要素で、ホール空間の持つ優美さ、伸びやかさなどの評価を決める重要なポイントとなる。当ホールでは壁面は３方が吸音効果のある木製ルーバー、天井は音の拡散効果のある折り紙細工状の軽やかで変化のあるものとし、オープン・ステージ型ホールとしてシンプルで一体感のある材料と形態を選択している。

  岡山大学創立五十周年記念館は、講演会・シンポジウム等を主目的とした座席数450席程度の中ホールである。舞台と客席との親密性を獲得できるオープン・ステージ形式とし、スクリーン等への映写がどの座席からも良好に見えることを優先した平面形状とした。空間を印象づけるのは仕上材料、色、照明の扱い方、或いは各部位のディテール等、一つ一つの要素の総体である。また、全体のプロポーション、寸法関係、特に縦方向の高さ等が大きな要素で、ホール空間の持つ優美さ、伸びやかさなどの評価を決める重要なポイントとなる。当ホールでは壁面は３方が吸音効果のある木製ルーバー、天井は音の拡散効果のある折り紙細工状の軽やかで変化のあるものとし、オープン・ステージ型ホールとしてシンプルで一体感のある材料と形態を選択している。

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  木の壁の持つ柔らかな雰囲気と、シャープな形態で包み込む様な天井のコントラストが全体の調子となっており、気品、格式、優美さ柔らかさなど大学の施設として多くの人々に共感を得られるものになることを目指している。
  平均天井高約9m、気積4.2㎥/席程度の空間容量が確保されており、そのことがホール空間として豊かで伸びやかなものになることを保証している。
  また、木製壁の下部及び上部には間接照明が仕込まれおり、演目によってはそれのみでホール照明を成立させることにより、落ち着いた雰囲気のある照明効果の演出をねらっている。

  木の壁の持つ柔らかな雰囲気と、シャープな形態で包み込む様な天井のコントラストが全体の調子となっており、気品、格式、優美さ柔らかさなど大学の施設として多くの人々に共感を得られるものになることを目指している。
  平均天井高約9m、気積4.2㎥/席程度の空間容量が確保されており、そのことがホール空間として豊かで伸びやかなものになることを保証している。
  また、木製壁の下部及び上部には間接照明が仕込まれおり、演目によってはそれのみでホール照明を成立させることにより、落ち着いた雰囲気のある照明効果の演出をねらっている。

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  南庭に開けた交流サロンは卒業生の為のスペースであると同時に、ファカルティサロンとしても利用される。ドリンクカウンターが備え付けられ、奥には来賓室が併設されている。

  南庭に開けた交流サロンは卒業生の為のスペースであると同時に、ファカルティサロンとしても利用される。ドリンクカウンターが備え付けられ、奥には来賓室が併設されている。

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  用途／多目的ホール
  構造・規模／鉄筋コンクリート造＋鉄骨造・地上３階建
  建築面積／1,439.53㎡
  延床面積／2,335.08㎡
  岡山市北区津島中　2003

  用途／多目的ホール
  構造・規模／鉄筋コンクリート造＋鉄骨造・地上３階建
  建築面積／1,439.53㎡
  延床面積／2,335.08㎡
  岡山市北区津島中　2003

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